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日本語のフォント Japanese Typefaces

by Iroha Ogawa
Sep 10, 2026
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木曜日のニュースレターは日本語の書き方についてです。今日はWebやテキストで見る日本語の字体のうち、どのフォントを真似したらいいかについてお話しします。

先週のニュースレターでゴシック体(このニュースレターもゴシック体です)のコピーはしないほうがいい、というお話をしました。ゴシックは読みやすさのために単純化されているので手書きでは不自然に見えるからです。

では、どのフォントがいいか。

上の写真を見ていただきたいのですが、理想的には一番右の「教科書体」です。

このフォントは学校の国語の教科書に使われているもので、子供がそのまま真似して書いてもいいようになっています。日本語テキスト「みんなの日本語」の地の文は教科書体でした。ただウェブ上で見かけることはあまりありません。

次善の策として、一番左の「明朝体(みんちょうたい)」をお勧めします。

ただこれも、例えば「口」という字は本来なら上の横線より下の横線の方が短いのですが、フォントだと真四角になってしまうように、少し不自然です。

できれば一度、手書きで本来の字の書き方のパターンを学習してから、フォントがどうデフォルメされているのか理解していただければいいなと思います。

いろは

 

Thursday's newsletter is about handwriting. Today: which typeface to use as your model.

Last week I mentioned that Gothic (Gothic-tai) — the typeface this newsletter is written in — isn't the best choice to copy for handwriting. Because Gothic has been simplified for readability, it can look unnatural when written by hand.

So which typeface should you use?

If you look at the image above, the ideal is the one on the far right: Kyoukasho-tai — the textbook typeface. This is the font used in Japanese school language textbooks, designed so that children can copy it directly as their handwriting model. You may also recognise it from the main text of the popular Japanese learning textbook Minna no Nihongo. The only drawback is that it rarely appears on websites, so it can be hard to come across.

As a second-best option, I'd recommend the typeface on the far left: Mincho-tai.

Even this, though, has its quirks. Take the character 口, for example: in natural handwriting, the bottom horizontal stroke is shorter than the top one — but in font form, it becomes a perfect square. A small distortion, but a real one.

Ideally, I'd love for you to first learn the natural patterns of handwritten Japanese — and then look at fonts with an understanding of how they've been simplified and stylised from the original.

Iroha

 

【漢字】人べん Kanji Radical: Ninben
【木曜:漢字・書き方】 先週の部首ランキングはご覧になりましたか? 最も良く使われる部首10個のうち、一番めは「氵(さんずい)」でしたが、2番目は「人べん」です。 人べんとは、「休」「体」「作」「住」などの漢字の左側の部分で、「人」という字が変形したものです。人に関係する字によく使われています。 「人」という漢字は、このニュースレターのようなゴシック体で見ると、てっぺんから2本の線が左右に降りているように見えますが、本来は右の線は左の線の真ん中あたりから右下へ降りていくのが「人」という漢字です。(画像参照) ですので、「人べん」も左の線が上、右の線がその真ん中あたりから下へまっすぐ降りた形になっています。 ゴシック体の漢字をそのまま写さないように、ぜひ意識してみてください。 いろは   Thursday — The Art of Writing Did you catch last ...
【季節】霜降 The First Frost
【水曜:自然・季節】 今週の金曜日、10月23日は二十四節気のうち「霜降(そうこう)」、つまり初めて霜が降りる頃とされています。二十四節気では、これが秋の最後になります。 日本語では、霜が「降りる(おりる)」・「降る(ふる)」という表現をします。 昔は、寒い朝外を見ると地面が真っ白になっていたので、霜も雪や雨と同じように空から降ってくるものと考えられており、そのため霜も「降りる・降る」という言い方をするそうです。 最近の季節は暦より暖かいので、霜が降りるのは真冬にならないと見られませんが、朝晩、肌寒くなってきたのは事実です。昼間との温度差が激しいですね。 風邪をひかないように、皆さまどうぞお気をつけて。 いろは Wednesday — Nature & the Seasons This Friday, the 23rd of October, marks Sōkō (霜降) in t...
【禅】初心とは ZEN: Why Beginner's Mind Matters
【火曜:禅】 先週お話しした「初心忘るべからず」という言葉、覚えていますか?禅では、「初心」を忘れてはいけない。どんなに長く修行していても、初心を持ちつづけていなければいけない。そしてそれが一番難しいことだ、といいます。 なぜ、物事を始めたばかりの時の心を保ち続けなければいけないのか。 禅では、何も知らない時の心は空っぽで、なんでも受け入れられる可能性をもっている、と捉えます。そして、その最初の状態から、人間は満たされており、なんでも受け入れられる優しさをもっている。 しかし色々な知識や経験を経るごとに、色々な欲や自分への執着が出てきて、可能性を締め出し、他の人や異なる物事への寛容さも失ってしまう。 だから、禅では最初の心の状態を取り戻そう、と説いています。 初心者のまだ何も知らない空っぽな心こそ、人として満たされた状態だ、という一見矛盾した考え方が、いかにも禅らしい。そして西洋的な...

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