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ローマ字は便利?不思議?/Romaji – A Useful Shortcut, or Something a Bit Tricky?

by Iroha Ogawa
May 20, 2025
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「今日はローマ字の日」──だから、少しだけ寄り道を。

Romaji Day – A Brief Detour Before We Return to Shadows

 

こんにちは、いろはです。

Hello, this is Iroha.

 

前回のニュースレターでは、「陰影を感じさせる言葉」をご紹介しますね、とお伝えしましたが──

実は、今日はちょうど「ローマ字の日」なのだそうです!

In my last newsletter, I mentioned I would be sharing some beautiful Japanese words that reflect the subtle beauty of shadow.

But as it happens… today is Romaji Day!

 

せっかくの機会ですので、今回は少し寄り道をして、

日本語を学ぶ上でもなじみ深い「ローマ字」についてお話ししてみたいと思います。

So I thought it might be a good time to take a brief detour,

and talk about romaji — a familiar, helpful, and sometimes puzzling system for writing Japanese in the Roman alphabet.

 

日本語を学んでいる皆さんの中には、まずローマ字から入ったという方も多いのではないでしょうか?

If you’re learning Japanese, chances are romaji was your first stepping stone.

 

ローマ字はとても便利。

パソコンやスマホで日本語を入力するためには欠かせませんし、外国人にとってはひらがなやカタカナより親しみやすいですよね。

It’s familiar, quick to type, and a lot easier to recognise than kana or kanji.

 

でも実はこの「ローマ字」、便利だけど、ちょっとクセのある存在なんです。

But while romaji is helpful, it also has its quirks!

 

 

発音どおり…じゃない?

It looks right, but sounds wrong?

 

たとえば「ふ」は “fu” と書きますが、英語の “f” の音とはちょっと違います。

Take “fu” (ふ) for example — it’s not quite an English “f” sound.

 

「ringo(りんご)」の “r” も、英語の R とは似ているようで、ぜんぜん違いますよね。

Or “ringo” (りんご) — the Japanese “r” is somewhere between “r” and “l”, but not quite either.

 

「sake(さけ)」は、日本語では「さけ」ですが、英語圏では「サキ」と読まれてしまうことも。

And have you ever seen someone misread “sake” as “sahk” or “saké”?

 

ローマ字で書かれたからといって、正しい発音が伝わるとは限らない──

それがローマ字の落とし穴でもあるんです。

That’s because romaji doesn’t always reflect the true Japanese pronunciation — especially for English speakers.

 

「ローマ字入力」を学校で習う理由

Why do Japanese kids learn romaji?

 

日本の子どもたちは、小学校でローマ字を習います。

ひらがな・カタカナ・漢字の他に、自分の言語をローマ字で書く方法まで覚えるというのは、外国の人には少し不思議に感じるかもしれません。

Interestingly, romaji isn’t just for foreigners.

Japanese children learn romaji in primary school, not to speak English, but to type their own language.

 

でも、日本語をパソコンで入力するには「ローマ字入力」が一般的。

That’s right — Japanese people use romaji input to type Japanese on computers and phones.

 

だからこそ、日本人にとってもローマ字は実用的なスキルなんですね。

So for native speakers too, romaji is a useful tool — even if they don’t use it in daily handwriting.

 

ローマ字だけで日本語を書こうとした時代も?

A time when romaji nearly replaced Japanese writing?

 

明治時代には、「日本語をローマ字だけで書こう」という運動が実際にありました。

Did you know that in the Meiji era (late 1800s), there was a movement to write Japanese entirely in romaji?

 

当時は、日本語を世界に広めたり、外国人にも理解されやすくしたりする方法として、ローマ字が注目されていたのです。

The goal was to modernise, simplify, and make the language more accessible internationally.

 

もちろん今では、ひらがな・カタカナ・漢字という美しい文字体系がしっかり根づいていますが、そんな歴史を知ると、ローマ字も日本語の一部として大切に思えてきます。

Of course, this didn’t last — Japanese script (hiragana, katakana, and kanji) is now an essential part of the culture.

But the fact that such an idea existed shows how romaji has always had a special place in the history of Japanese writing.

 

 

ローマ字は、日本語の「入口」にぴったり。

でも、それだけじゃ語れない面白さと奥深さも、たくさんありますね。

– いろは

 

Romaji is often the first step for learners — but it’s more than just a shortcut.

It’s a tool, a bridge, and a little piece of Japanese history, too.

 

Warmly,

Iroha

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