Header Logo
Store Newsletter
Contact
Log In
← Back to all posts

無常観/Sense of Impermanence

by Iroha Ogawa
Apr 14, 2025
Connect

こんにちは、いろはです。

前回のニュースレターでは、「散り際の美しさ」についてお話ししました。


Hello, this is Iroha.

In last week’s newsletter, I wrote about the beauty of falling blossoms.

 

今日は、その背景にある日本独特の美意識、「もののあはれ」と「無常観(むじょうかん)」について、少しだけご紹介したいと思います。
This time, I’d like to share with you two uniquely Japanese ways of seeing the world:
“mono no aware” and the sense of impermanence, known in Japanese as mujōkan.


「もののあはれ」とは?

What is mono no aware?

 

「もののあはれ」とは、移ろいゆくものごとに心を動かされる感性のこと。

Mono no aware is a deeply emotional and poetic sensitivity to the transience of things.

 

目の前の景色や出来事に、「ああ…」と静かに感じ入るような、やわらかく深い感情です。

It’s the quiet, heartfelt feeling that arises when we witness something beautiful that is fleeting.

 

たとえば、桜が散る様子、夕暮れに照らされる風景、短く咲く花の命。

Think of cherry blossoms falling, a sunset fading, or a single flower blooming for just a day.

 

何かが終わっていく瞬間に、寂しさと同時に美しさを感じる。
それが、「もののあはれ」の心です。

There’s a gentle sadness in knowing it won’t last—but also a sense of peace and beauty in that very ephemerality.
That’s mono no aware.


無常観とは?

What is the sense of impermanence?

 

「無常(むじょう)」とは、この世のすべてのものは常に変化し、永遠ではないという仏教の考え方です。

The concept of impermanence, or mujō, comes from Buddhism.
It teaches that nothing in this world is permanent—everything is constantly changing.

 

日本ではこの「無常」を受け入れることで、儚いものにも意味と美しさを見出す文化が育まれてきました。

In Japanese culture, this idea isn’t seen as negative.
Instead, it gives rise to an appreciation for things that are short-lived.

 

「だからこそ今を大切にしたい」
「消えていくからこそ、なおさら美しい」
Because something won’t last forever, we feel its beauty all the more deeply in the moment.

 

そんな心のあり方が、詩や絵、書道、そして暮らしの中に息づいています。

This view has influenced poetry, calligraphy, art, and everyday life in Japan for centuries.


おわりに

In Closing

「もののあはれ」や「無常観」は、日本文化の根底に流れる静かな美意識です。

Mono no aware and mujōkan are gentle, quiet ways of seeing the world.


自然の中に、別れの中に、日々の生活の中に、それはそっと現れてきます。

They invite us to notice the passing of time, the changing of seasons, and even the beauty in goodbyes.

 

もしかすると、あなたの国にも似た感覚があるかもしれませんね。
ぜひ、感じたことがあれば教えてください。

– いろは

Does your culture have a similar way of thinking?
I’d love to hear how you experience impermanence and beauty where you live.

– Iroha

春の始まり/Beginning of spring
今日は暦の上では春の始まり、「立春」です。 正直、一年で一番寒い時期で、「春?どこ?」って感じですし、大雪が降っている地域もまだまだある時期なのですが、暦の上では春はスタートしているらしいです。 この「暦」というのは旧暦なので、昔の2月4日は今の2月4日ではなく、一月遅れの3月のことなので、ずれていても仕方がないのです。 でも、春が始まる、と聞くだけでちょっとワクワクしてくるから良しとしましょう。 昨日の「節分」が季節の区切り。昔は「立春」から新年が始まっていたとすれば、もし 今年の1月にたてた目標がもうどこかに行ってしまった・・・ 全く実行できていない・・・ という人(はい!私です。)は、 今が新年だと思って再開できるじゃん!と良い方に考えています(笑)。 私は1月、数年ぶりにインフルエンザに罹ってしまい、あまり活動できなかったので、今月から再度スタートしようと思ってワクワクしてい...
節分/Setsubun
今日は節分です。節分は、豆まきをして鬼を追い払い、厄払いをする行事が有名です。 私の家では夕方になると炒った大豆を皿にのせ(伝統的には升に入れる)、「おにはーそと(鬼は外)」と大きな声で言いながら、家の外に向かって豆を投げ、「ふくはーうち(福は内)」と言いながら家の中に豆を投げます。 そして年齢の数だけ豆を食べて、一年の健康を願います。私のおばあちゃんは80個以上食べるのが大変そうでした! 翌朝、突然街中の道路や庭に豆が撒かれているのをスズメが発見し、大喜びで何羽も地面に降りてきて、チュンチュンチュンチュン豆を食べているのが面白いのです。家の中の豆は、まいた後自分たちで回収します(笑)。 もし明日の朝、日本を旅行していたら、道端に豆が落ちているかもしれませんよ。 Today is Setsubun. Setsubun is best known for the custom of m...
私の好きな日本/ The Japan I love
こんにちは。日本はもうすぐ「立春」(2月4日)。暦上は春が始まる時です。まだまだ寒いですが、もう春はすぐそこまでやってきているはず。 1年の始まりをこことする考え方もあって、2月から心機一転、新しい挑戦を始めてみようと思います! 「私の好きな日本」と題して、私が「こういうところが好きなんだよなあ」と思う日本のことを毎日ちょっとずつ発信していこうかなと考えています。伝統的な文化についての時もあるし、日常のちょっとした出来事や、普段ご飯食べながら考えたこととか、なんでも「日本ってこうなんだよなあ。そういうところが好きだなあ」って私が思うことを発信していきます。 もし「こういう話を聞きたい」というリクエストや、「これってどういうこと?」という質問があったらどんどんお答えしていくので教えてくださいね。 そしてそのキーワードをインスタグラムで書いていきますので、良かったら合わせてチェックしてみ...

Newsletter from Iroha

A weekly newsletter from Iroha Ogawa who is sharing tips for how to write Japanese characters and phrases on Instagram and YouTube.
Footer Logo
Privacy Policy 特定商取引法に基づく表記/Legal Notice
© 2026 Kajabi
Powered by Kajabi

Join Our Free Trial

Get started today before this once in a lifetime opportunity expires.